数学が圧倒的に突き抜ける勉強方法!現役医学部合格者が解説

勉強

普段、数学の演習をする際、なんとなく問題を解き、何となく終わっていませんか?
それではどれだけ多くの問題を解いても数学が伸びることはありません。
今回は数学演習の中でとても重要な考え方である、エッセンスの抽出について説明します。
数学が得意な人は、もれなく意識的または無意識的にこの考え方をしているのです。

エッセンスの抽出とは

エッセンスの抽出とは、問題演習の後、他の問題にも使えるような問題を解くために必要な要素を振り返ることです。
具体的にどのような視点で振り返ればいいのかを以下に挙げたいと思います。

  • この問題を解くのにどのような考え方が足りなかったのか
  • どのようなタイプの問題にこの考え方が使えるのか

ここで注意してほしいのが、解けなかった問題がなぜ解けなかったを考えるだけではありません。
他の問題にも応用できるように、どのような問題にその考え方が使えるのかを考えることが非常に重要です。

私の受験期時代は、すべての問題でエッセンスを抽出し、それを分野別にルーズリーフに書き溜めて何度も何度も読み返していました。

なぜエッセンスの抽出が必要なのか

参考書で解く問題と同じ問題が試験で出ることはほぼない

当たり前ですが、参考書で解く問題と全く同じ問題が試験に出ることはほとんどありません。
ではなぜ我々は問題演習をするのでしょうか?それは参考書で解く問題と似た問題に対処できるようになるためです。そのために問題を解いて終わりではなく、他の問題に応用できる考え方はないのかを振り返る必要があるのです。

演習量をいくら積んでも全く伸びない人がたくさんいる

もし演習量のみが数学力に決めるなら、難関大学の合格者は多くを浪人生が占めるでしょう。しかし実態はどうでしょうか。東京大学を例に考えてみると、2024年の東京大学の合格者のうち、現役生は7割もいます。つまり、問題をやみくもに解き続けても、伸びない人は伸びないし、少ない演習量から多くを学ぶことのできる人はぐんぐんと数学力を伸ばしているのです。

残酷かもしれませんが、これが現実です。

まとめ

エッセンスの抽出とは問題を解いた後、問題を解くために必要な考え方と、その考え方はどのようなタイプの問題で使えるのかを振り返ることです。日頃の問題演習活かしてでみてください。

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